「GOD SAVE THE ROCK AND ROLL」と題した今ツアー。タイトルに込めた意味は「ロックンロール万歳」。(以下GSRR)

繋いで来た十の夜。全てが頭の中のシナリオを越えて行ったこのツアーもいよいよファイナルシリーズに突入！

ASH DA HERO初の3Days公演。自らのブルースを叩きつける様に歌い倒した初日を経て、迎えた2日目。

天気は快晴。朝からコンディションも完璧。

心地良い風を感じながら、その風に乗って沢山のベイビーズ(=ASHのファンの呼称)達の想いにも触れた様な気持ちで会場入りしました。

初日の熱気が染み付いたままのRUIDO K2。サウンドチェックで、初日から見えた改善点などをチームのみんなと話しながら、更に上を目指す。

自ら課したハードル、上げてくハードル。プレッシャーなんか全く無い。むしろ楽しいんだよね。俺は人生っていつも一振りのスパイスとスリルが無きゃダメだと思ってる。

過去を越えて行かなきゃ、いい未来は作れないし。昨日と同じままじゃ、昨日と同じ様な今日、今日と同じ様な明日しかやって来ないからね。

折角の人生いつだって成長していたいもんだし、いつだって常に今が最高点でありたいじゃない。ねえ？

「初日越え」を自らの中でテーマに据えて幕を開けた渋谷3Days中日。

パンッパンのフロア。集まってくれたベイビーズの熱量は既に初日を越えてアタマっから全開。たまんないね。汗が吹き出して止まらない。

「おいおい、まだ序盤なのにビショビショじゃねえか！最高だな！」

頭から水ぶっかけても熱は冷めない。最高のフロアのテンション、こっちも負けてらんないわけよ。とことんやり合おうぜ！ってどんどんステージ上の温度も上がる。

このツアーで初お披露目となり、ここまでフロアのみんなと一緒に育てて来た新曲「存在証明」も、すっかり逞しいパンクロックナンバーになり、ガンガン拳が上がる。嬉しいです。

そして、初日に初披露された新曲「Gatekeeper」もお届け。痛快な8ビートに乗せたメッセージを胸の中にインストールして貰えていたら嬉しいです。

俺、勿論ガツガツ盛り上がるのも大好きなんだけど、一番大事にしてるのはやっぱり「歌」なのね。魂の底から歌う事。

それはどんな楽曲であっても絶対に大事にしたい。「雰囲気だけの歌」はいつか錆びる。

熱狂の中で久々のナンバー「ALIVE」、そして「Everything」も続けてお届けしました。これらの歌は多分いつまでも歌い続けていくだろうなあ。

この夜もあっという間に時間が過ぎていって、ライブ後半にはステージの上に水溜りが出来るほどの熱気に包まれながら、フロア全員で大合唱した「HERO」と「THIS IS LOVE」。

くたびれたライダースと、破れたシャツにみんなの声がまた一つ染み込んでいくのを肌で感じながら、ジーンとしました。

ファイナルシリーズの2日目、灼熱の夜を本当にありがとうございました！

自分にとって人生で初めての3Days公演もいよいよ次でファイナル。

2日間で計36曲。一曲も手を抜く事なく全力で歌い通す事が出来る丈夫な身体に産んで育ててくれた両親に感謝しながら、GSRRはついにファイナルへ。

それじゃ、また笑顔で会いましょう！
あなたのヒーローASHでした。

M1. GOD SAVE THE ROCK AND ROLL(NEW)
M2. からっぽの街
M3. WANT YOU BAD
M4. WAKE UP ROCK AND ROLL BAND
M5. HERO IS BACK 2
M6. シャニカマ
M7. 存在証明(NEW)
M8. いつかの街で
M9. Gatekeeper (NEW)
M10. ALIVE
M11. Everything
M12. STAY FREE
M13. Never ending dream
M14. 反抗声明
M15. YELLOW FEVER DANCE
M16. HERO
M17. THIS IS LOVE
M18. Prologue

⇒次のページ：2019/04/14 ＠ 渋谷RUIDO K2 (東京都)