うーじさん 何故、今渚園のレビューをやろうと思ったのか、それはこの渚園ライブで演奏された「旅姿六人衆」に対しての思い入れです。 1983年リリースのこの曲、最初に演奏されたのが83年の綺麗の騙されたツアー。以降は、個人名が入っているので照れもある、という桑田さんを大森さんが良い曲だからやろう、と進言して93年のしじみのお味噌汁で10年振りに演奏、その後は98年渚園で、今回20年振りに2019年ツアーで演奏されたのです。 たまたま昨日、2019年ライブのBlu-rayが届き、鑑賞していました。 ライブに行ったときにも若干違和感として残っていたのが、旅姿六人衆の雰囲気です。キーが低いですよね、オリジナルより。桑田さんはこのキーが出ない訳では無いと思います。無論ホントの理由は本人にしか分かり得ませんが、私の勝手な予想として、過去の旅姿六人衆とは雰囲気を変えたかった部分があるのでしょうと予想しています。 それは、6人でなくなったということも大きかったのかも知れませんが、やはり40周年の旅姿は、アダルトの旅姿にしたかったのではないでしょうかね。歌詞も変えているわけですし、以前の旅姿ではないぞ、と。でも、旅姿は旅姿なのです。 この曲の本当の良さを出しているのが、この渚園ライブの演奏だったのではないでしょうか。それも二日目。 初日も良かったのですが、20周年を祝う電光板が出たのは二日目だけ。それを見た後の桑田さんのシャウトはスゴい物があり、まさに魂で歌い上げた旅姿六人衆だったと思います。やはりオリジナルキーがかっこいいのは明らかで、今回の2019年よりも熱量が違うのです。比べてみてみてください。 40代前半と60代を比べるなよ、20年経っているんだぞ、と言われるかも知れないですが、シンドバッドや希望の轍は熱量かわってますか?変わってませんよね。旅姿六人衆はこうであってほしい、桑田さんはアダルトになって欲しくないと思います。あと、オリジナルキーは維持して欲しいと思うし、出ない訳では無いと思うのですが、もしシンドイのなら、封印が良いと思いますけどね。 でも、いつか聴ける日が来るまで、楽しみにしています。また歌ってくださいね。 いいね! 9 コメント 0 2019/11/28 (木) 20:56