LIVE MASTERS
2017.10 GUESTゲスの極み乙女。
テーマ今までで1番衝撃を受けたLIVE
菅野 :菅野結以が@FMからお送りしています『LiveFans』
10月のマンスリーゲストは、この方たち!どうぞ!
川谷 :ゲスの極み乙女。です。はい、そんなね、ハイテンションになれないですよ、今。
菅野 :テンションの差がすごい…。
休日課長:声が可愛すぎてテンションが上がっちゃうんです、僕は。
川谷 :たしかにね。深夜なんでね。そんなデカい声でしゃべられても…って思ってたんでね。
菅野 :いやいや、元気出していこ!
川谷 :川谷絵音です。
休日課長:休日課長です。
菅野 :よろしくお願いします。
川谷・休日課長:お願いします。
菅野 :おひさしぶりですね。
川谷 :そうですね。5年ぶりぐらいですか。
菅野 :そんなには経ってないかと…(笑)。
休日課長:僕は昨日、夢で会いましたね。
川谷 :そのテンションでいくの?!
休日課長・菅野:(笑)。
菅野 :私とゲスの極み乙女。は、違う某番組のLIVEイベントに出てもらって…それがもう4〜5年前ですかね?
川谷 :はい、某ドラゴンね。
菅野 :出会ってからちょこちょことゲストに出てもらったりしてますが、この番組はLIVEを愛する人のためのMUSIC PROGRAMということで、これから3週にわたってLIVEをテーマにお話していきたいなと思うんですけど、まず1週目のテーマ。「今までで1番衝撃を受けたLIVE」…。
川谷 :まあ、僕は3つくらいあるんですけど、1番て言われてるのに…。1番ていう質問ナンセンスじゃないですか。
菅野 :ちょっと(笑)。いきなりディスるのやめて。
川谷 :何事も1番て言われてさ、1番好きな食べ物は?とか言われてメロンとか言うじゃん。メロンじゃないんだけどさ、俺(笑)。で、カレー食ってたらさ、「1番好きなのメロンだって言ったじゃん」みたいに言われるわけでしょ。
菅野 :言わない(笑)。
川谷 :一応、無数にあるなかで3つを選んだんですけど。the north endっていうバンドの吉祥寺WARPでのLIVE。the north endって“end”ってついてるんですけど、僕がやっているindigo la Endの“End”は、ここからきてたりします。
菅野 :わぁ!
川谷 :まあ二重の意味があるんですけど。遠藤くんっていう人がドラムをやってたんで、最初、indigo la end。
菅野 :そうなんだ!
川谷 :endって言葉を入れたかった…っていうのがあって、the north endからとったりしたぐらい大好きなバンドで…。あとは下北沢ERAで見たPaperBagLunchboxっていうバンドのLIVEがめちゃくちゃ良くて…。解散しちゃったんですけど。
菅野 :どんなバンドなんですか?
川谷 :うーん、何て言ったらいいんだろね。ほんと絶妙なバンドだったよね。
休日課長:たしかに。
川谷 :色々あって解散しちゃったんですけど、すごいいいバンドだった、ほんと。syrup16gにもうちょっと憂いを足した感じ。
菅野 :へぇー!良さそう!
川谷 :声が最強だからね。
休日課長:すっごい、ほんとに。
菅野 :音源いまも入手できるのかな?
川谷 :PaperBagはメジャーした後に即解散だったから…色々あって。結構色々ありましたけど。ドラムが女の人なんですけどね。メジャーデビューの音源は、たぶん普通にあるんじゃないんですかね。で、あとは、日比谷野外大音楽堂で観たゆらゆら帝国のLIVE。この日はBOOM BOOM SATELLITESと2マンだったんですけど、2008年ですね。7月19日なんで、ちょうど僕ら大学2年生の夏休みに入って、ないね。ぎりぎり入ってないわ。テスト期間中。
休日課長:そうだ。
川谷 :僕ら国立なんですけど、8月の8とか9日まで休みじゃないんですよ。テストがあるんですね。
菅野 :へぇー、そうなんだ。
川谷 :この日は私立の大学の子に誘われて行って。そいつはテスト終わって夏休み入ってて、「いやいや、俺、夏休みじゃねーから」みたいな(笑)。
休日課長:1番楽しい人と1番きつい人(笑)。
川谷 :そうそう、オマエの休みを共有するなよ…って思ったんですけど、この日観たゆらゆら帝国のLIVEがものすごくて。セットリストあんまり覚えてなかったんですけど、今(セットリストを)見てるんですけど、すごいよ。“太陽の白い粉”から始まって“無い!!”で終わるっていう。僕が初めてゆらゆら帝国を好きになった曲が“タコ物語”っていう曲で6曲目にやってるんですけど。アルバム『Sweet Spot』の曲も結構やっていて、“2005年世界旅行”とか。すごくいいセットリストだなっていう、今見ても。“無い!!”っていう曲が僕すごく好きで。
菅野 :ゆらゆら帝国は最高ですよね。私はゆら帝の“美しい”っていう曲を、自分が死んだ時はお葬式でこの曲をかけてほしいってずっと思ってます。
休日課長:まじっすか。なるほど…。
川谷 :結構ひくけどね、俺。
菅野 :え?なんで?!
休日課長:ちょっと俺もびっくりした。
菅野 :なんで?!それは決めてて、ずっと…。
川谷 :だってさ、モデルの人の葬式でゆらゆら帝国がかかってるって結構…。
菅野 :<上品なクソがいい♪>
川谷 :だってクソって言ってるよ。菅野結以とそのイメージが無いよね。
休日課長:無いよね。クソってもう1回言ってもらってもいいですか?
川谷 :(笑)。ちょっと違う意味になっちゃう。
菅野 :言いそうになっちゃった(笑)。課長の目を見ながら…。なのでね、その時はよろしくお願いします。
休日課長:僕、絶対(葬式に)行かないですけどね。
菅野 :なんで?!
休日課長:あなたより先に死にたいから。
菅野 :(笑)。じゃ、課長の印象に残った、衝撃に受けたLIVEは…?
休日課長:これ本当に難しいですよね、質問が。僕は悩んだ末、2013年のポール・マッカートニーの来日。東京ドームの。それで、いきなり“Eight Days A Week”から始まるんですけど、これが1番衝撃で、1曲目からそんなキラーチューンいっちゃっていいのかって思うんですけど、やっぱり多いじゃないですか、名曲が。だから何の問題もなかったっていうのが印象的でしたね。あと“JET”っていう曲があるんですけど、それやらなかったんですよ。それすごい聴きたくて、帰り、逆にやらなかった“JET”のことで頭がいっぱいになっちゃって。帰り道ずっと“JET”のイントロを口ずさみながら帰ったのを覚えてます。
菅野 :そういう作戦だったのかな。
休日課長:そういう作戦だったのかもしれない(笑)。たしか次の日にやったんですよね。
菅野 :そうなんだぁ!
川谷 :誰と行ったんですか?
休日課長:僕が初めてバンドを組んだメンバーと…。人生で初めて高校の時にバンドを組んだんですけど、その時のメンバーと一緒に行きましたね。みんなビートルズ好きだったので。
菅野 :へぇー。結構LIVE行きます?他の人のLIVE。
休日課長:めっちゃ行ってる人に比べて全然行ってないんだろうなあ。
川谷 :そうだね。うちではindigo la Endのドラムの(佐藤)栄太郎はものすごいいっぱい行ってる。俺はあんまり行ってないかな。最近何に行ったっけ?っていう…。あ、でも結以ちゃんと課長とね、Cigarettes After Sex のLIVE一緒に行きましたね。
菅野 :あー!行きましたね!あれは春くらい?
川谷 :5月。他に映像の人とかいて、みんなで行きましたね。50分くらいしかやんなかったから。
休日課長:あの感じのLIVEまた行きたいな。すげえ楽しかった、俺。気持ち良かった。
菅野 :眠りの森に迷い込んだみたいな…。
川谷 :俺、アンコールの前にちょっとテンション上がっちゃって初めてビール頼んだら、すぐ終わったから(笑)。
休日課長:(笑)。かなりあっさりしてた。
川谷 :がんばってビール飲んだもん。みんな帰ってる…みたいな(笑)。
菅野 :じゃあそんな今日は影響を受けたLIVEについて聞いてきましたけど、絵音くんが衝撃を受けたLIVE、ゆらゆら帝国の曲をかけようかなと思うんですけど、どの曲にしましょうか?
川谷 :さっきも言いましたけど、最後にやった曲。インストみたいな曲をかけたいと思います。ゆらゆら帝国の“無い!!”をかけたいと思います。
川谷絵音の衝撃を受けたLIVE
-
Hot Stuff 30th Anniversary
2008/07/19 (土) @ 日比谷野外大音楽堂 (東京都)
[出演者]ゆらゆら帝国
Setlist
- 1.太陽の白い粉
- 2.2005年世界旅行
- 3.ソフトに死んでいる
- 4.夜行性の生き物3匹
- 5.あえて抵抗しない
- 6.タコ物語
- 7.ロボットでした
- 8.3×3×3
- 9.つぎの夜へ
- 10.無い!!
休日課長の衝撃を受けたLIVE
-
PAUL McCARTNEY OUT THERE JAPAN TOUR
2013/11/21 (木) 19:00 開演 @ 東京ドーム (東京都)
[出演者]Paul McCartney
Setlist
- 1.Eight Days A Week
- 2.Save Us
- 3.All My Loving
- 4.Listen To What The Man Said
- 5.Let Me Roll It
- 6.Foxy Lady
- 7.Paperback Writer
- 8.My Valentine
- 9.Nineteen Hundred And Eighty Five
- 10.The Long And Winding Road
- 11.Maybe I'm Amazed
- 12.I've Just Seen a Face
- 13.We Can Work It Out
- 14.Another Day
- 15.And I Love Her
- 16.Blackbird
- 17.Here Today
- 18.New
- 19.Queenie Eye
- 20.Lady Madonna
- 21.All Together Now
- 22.Lovely Rita
- 23.Everybody Out There
- 24.Eleanor Rigby
- 25.Being For The Benefit Of Mr. Kite!
- 26.Something
- 27.Ob-La-Di, Ob-La-Da
- 28.Band On The Run
- 29.Back In The U.S.S.R.
- 30.Let It Be
- 31.Live And Let Die
- 32.Hey Jude
Encore 1
- 1.Day Tripper
- 2.Hi,Hi,Hi
- 3.Get Back
Encore 2
- 1.Yesterday
- 2.Helter Skelter
- 3.Golden Slumbers
- 4.Carry That Weight
- 5.The End
ARTIST INFORMATION
ゲスの極み乙女。
2012年5月にindigo la Endのボーカルでもある川谷絵音を中心に結成。
高い演奏技術を駆使した何が起こるかわからない曲展開に全てを飲み込んでしまう声。
プログレ、ヒップホップを基調とし、独自のポップメロディを奏でる4人組バンド。