1. HOME
  2. LIVE MASTERS
  3. GLIM SPANKY

LIVE MASTERS

GLIM SPANKY

2018.04 GUESTGLIM SPANKY

テーマこれからのGLIM SPANKY

菅野:菅野結以が@FMからお送りしています『LiveFans』4月のマンスリーゲストは、この方々です。

松尾:GLIM SPANKYのギター&ヴォーカル、松尾レミです。

亀本:ギターの亀本寛貴です。

菅野:よろしくお願いします。たっぷり話してきたんですけど、ついに最終週です。いい話をいろいろと聞いてきたんですけど、LIVEトークにいく前に、おふたりはファッションとかアートワークとか本当に独自の世界観があるふたりだと思うんですけど、私服もめちゃめちゃオシャレだし、自分に欠かせないアイテムとかポリシーみたいなのってあります?

松尾:私、ベレー帽がめっちゃ好きで。

菅野:あぁ!イメージある。

松尾:ずっと学生時代からかぶっていますね。あと、多く持っているものは60年代中盤から70年代前半までのヨーロッパのサイケっぽい感じの柄の古着が多い。

亀本:めっちゃ特定じゃん。

菅野:どこで買えるんですか、それは?

松尾:名古屋に「The Other」っていうもうそれ専門のお店があって、私服も衣装もまとめてそこで買ったりとか。あとはとにかく古着屋さんをめぐるのが大好きなんで、東京でも地方に行ったときでもいろいろ古着屋さんに行って、なかなかない古着だったりワンピースだったりを探すのがすごい好きですね。あと海外行ったときとかもずっと古着屋めぐりをするのが好きです。

亀本:松尾さんはほんと熱心だよね。

菅野:へぇー。じゃあレミちゃんファッションをしたい人は名古屋の「The Other」に行けばできるっていうことですね。

松尾:そうですね。

亀本:結構揃うよね。松尾さん風がたぶん多い。松尾さんがそこ風だから(笑)。

菅野:気になる!ちょっと名古屋行ったら行ってみよ。亀ちゃんは、こだわり…。

亀本:僕、ほんとファンションに疎くて、同じ服ばっかり着ちゃうクセがあるんですよ。選ぶことがもう億劫だから同じ服ばっかり着ちゃってるんですけど。

菅野:スティーブ・ジョブス スタイルじゃないですか。

松尾:たしかに(笑)。

亀本:でも一応こだわっているところはあって、今日もそうなんですけど、基本的に僕は音楽が好きだ、ロックが好きだっていうのをアピールしていきたいんで、ちゃんとバンドTシャツを着てるんですよ。常に着てるんです。今日はバンドTシャツじゃないんですけど、これは「ニール・ヤングを聞け」って書いてある。

菅野:ほんとだ!“Listen to Neil Young”かっこいい!

亀本:こういうのを着るのが大好き。

松尾:ちゃんとアピールしていかないとね。

菅野:しかもこれをデニムジャケットの下に潜ませている感じが、ガチ感があっていいですね。

亀本:普段はもうちょっとわかりやすいローリング・ストーンズのTシャツとか、ビートルズとか、ビーチボーイズとか、いろいろ着ています。

菅野:たしかにちゃんとファンションに音楽がある感じがふたりともあるのがいいですよね。

松尾:ありがとうございます。そこ一番こだわっています。自分が纏うファッションがただの着られている状態になるのはダメだなと思っていて、自分がその服を何で選んだかとかをちゃんと自分のスタイルとして着られるような洋服を選びたいなと思って選んでます。

菅野:ほんとにそういうアーティスト増えてほしいと思ってる。音楽とファッションって同じ文化圏の中にあるのに結構今切り離されていることが多いから、そこが一緒になっているのを見るとめちゃめちゃワクワクする。素晴らしい。

松尾・亀本:ありがとうございます。

菅野:毎週違った角度からLIVEをテーマにお話してきたんですけど、今週最終週のテーマにいきたいと思います。最終週のテーマは「これからのGLIM SPANKY」。これまでのいろんな話をこの3週してきたので、GLIM SPANKYとして今後やってみたいこと、チャレンジしてみたいことありますか?

松尾:いろんなところでやりたいし、国をまたいでいろんな場所でやりたいんですけれど、さっきのそのファッションから繋げると、ロックだったりそういうものってほんとにカルチャーのなかにあって、時代だったり動いていくカルチャーのなかでロックは生まれているものだと思うので、ちゃんとそういうものを見せられるイベントをやってみたいなっていうのはずっとあって。例えばLIVE、音楽があったりとか、そこで映画が流れていたりとか、古着が売っていたりとか、ジンとかフリーマーケット的なものをクリエイターが売っていたりとか、いろんなカルチャーが混じったひとつのサーカスというかカーニバルというか、そういうものを提示していきたいなと。時代のカルチャーというものを押し出した面白い遊び場を提供できたらいいなと思います。いつかやりたいなと思ってます。

菅野:絶対行く!いいなあ。たしかにそういうのあんまり…まぁフジロックとか近しいものはあるけどそれくらいかな?っていうくらいやっぱり音楽は音楽みたいになっちゃってる部分があるけど本当はそうじゃないものですよね。

亀本:そうですね。でもほんとにそういう音楽とかカルチャーとか僕も大好きですし、それこそファッションもそうだし、そういうものをどんどん表現していく活動というのもすごいいっぱいやりたいと思ってますし。ただ逆にそういうのってある種GLIM SPANKYの冠を付けてやるとかするじゃないですか。それって自分らの冠がデカければデカいほど意味のあるものだし、効果のあるものだと思います。やっぱそこをデカくするっていうことも当然やっていくことがよりいいものを世間に発信していけることになると思うんで、やっぱりマスに向けたものもやる必要があると思うし、自分たちがこだわっているものディープなものもしっかり表現していく…両方のベクトルでどんどん進んでいければ、大衆向けなものとそうじゃないものって別のベクトルに考えられがちなんですけど、もっといいものはどんどん世に出していきたいという感覚はすごいあります。まず自分たちの音楽ももっとそういうものにしていきたいという感覚もあるんで、今までと変わらず、とにかくかっこいい曲を作って、自分たちの音楽とかが伝わる場所があるんならどんどん出ていって、キャパシティーを広げたいし…というのもあって。自分らもめちゃくちゃ大衆的だけどダサくないっていうのを目指したいですし。

松尾:そうね。いつも言っているんですけど、アウトローであり、メインストリームであるっていう、そういうバンドを目指していきたいなって思います。

菅野:まさにその道を本当に歩いている途中なんだなという感じが見ててもするし、突き抜けてくれる期待しかしていないんで楽しみにしています。プライベートでの夢とか目標とかあります?

松尾:英語が喋れるようになりたい。それで、いろんなミュージシャンといっぱいコミュニケーションとりたい。

菅野:たしかに。今は英語しゃべれる?

松尾:うーん、という感じなんで。外国の友達はいるんですけど、辞書を引いて翻訳してなんとか喋っている状態なのでそれがすごく悔しくて悲しくて、こんなに仲良くしてくれているのに私が喋る言葉はほんのちょっとしか伝わってないというのがすごく悔しいんで、母国語レベルとは言いませんけど、そういうのを目指してちゃんとコミュニケーションがとれるようにやっていければもっと自分たちの活動が楽しくなっていくんじゃないかなと思うので頑張りたいと思います。

亀本:それはいいよね。

菅野:亀ちゃんはどうですか?

亀本:プライベートの目標…あんまりないや。

松尾:亀は?亀の話。

菅野:亀?!

亀本:僕、ペットの亀を飼ってるんですけど。

菅野:ほんとに?!

亀本:ほんとに飼ってるんですよ。でもペットはペットで特に目標なんかないよ、別に。かわいく飼うだけだし。

菅野:名前は何ていうんですか?

亀本:名前を付けてないんですよ、まだ。

菅野:え?!亀って呼んでるんですか?

亀本:はい(笑)。名前を付けなきゃなんだけど付けてないんだよなぁ。プライベート…お金の管理をしっかりするとかそういう感じかなぁ。

菅野:リアル(笑)。最後に生生しい。

松尾:サッカーは?

亀本:サッカー好きだよ。サッカーもいっぱいやって、体を健康にして、体の健康とお財布の健康と心の健康をこれからも増進していくという感じですかね(笑)。

菅野:(笑)。あんまりないらしい…プライベートでの夢。人生がGLIM SPANKYなんですね。

亀本:音楽やってるっていうそこが表現している場所なんで、他はないっすね。

菅野:そうなんだなっていうことがよくわかりました(笑)。あらためましてGLIM SPANKYは5月12日(土)「GLIM SPANKY LIVE AT 日本武道館」控えております。そして他にもLIVEいろいろ決まってますか?

松尾:はい、決まってます!フェスにたくさん出ます。春のLIVEなのでもうそろそろなんですけど、4月29日(日)宮城「ARABAKI ROCK FEST.18」、5月26日(土)横浜「GREENROOM FESTIVAL’18」、6月3日(日)金沢「百万石音楽祭 2018〜ミリオンロックフェスティバル〜」に出演します。

菅野:もうフェスシーズンが始まってきましたね。これから夏もたっぷりフェスも控えてると思うので体には気を付けつつ…いつかそのGLIMフェスも行われるのを楽しみにしています。

亀本:やりたいなぁ。

菅野:そのときはまたぜひ遊びに来てください。最後に1曲聞きながらお別れになるんですけど、最後の曲、何にしましょうか?

松尾:最後なのでこのタイトルの曲をみんなに聞いていただいてノリノリで終わろうと思います。GLIM SPANKYで…。

松尾・亀本:“END ROLL”!

菅野:4月のマンスリーゲスト、GLIM SPANKY松尾レミさん、亀本寛貴さんをお迎えしました。ありがとうございました!

松尾・亀本:ありがとうございました!

ARTIST INFORMATION

GLIM SPANKY

ロックとブルースを基調にしながらも“新しい時代”を感じさせるサウンドを鳴らす、松尾レミ(Vo/Gt:長野県豊丘村出身)&亀本寛貴(Gt: 長野県飯田市出身)からなる男女二人組新世代ロックユニット。

アートや文学やファッション等、カルチャーと共にロックはあることを提示している。

日本人離れしたハスキーな歌声が、多くのクリエイターを夢中にさせ、既に11本ものCMで歌唱を担当。

現在公開中映画『不能犯』の主題歌「愚か者たち」は、iTunes総合アルバムチャート1位を獲得。

2016年公開映画『ONE PIECE FILM GOLD』主題歌「怒りをくれよ」や、映画『少女』主題歌「闇に目を凝らせば」等を、新人では異例の大抜擢での担当。

2018年5月には初の日本武道館でのワンマンライブも決定。

RELEASE

CD愚か者たち

愚か者たち

2018.1.31 Release
ユニバーサルミュージック

ABOUTLiveFans Radio

近年、ライブ動員数は増加傾向にあり2016年は過去最高の4,768万人を記録。ライブやフェスといったリアルの場での音楽体験を求めるユーザーが増えています。本番組では、そんなライブに徹底的にこだわり、あらゆる角度からライブの魅力を紹介していきます。