行きました。 八王子のレコード店(新星堂)で購入したチケットは立見自由で二千円。 ホールで立見なんて当時は消防法とか緩かったのでしょうか？ でも踊るようなライブではないので座って観たかった(笑) みゆきさんがバックバンドの田代マキさん(キーボード)のことを「彼女は脚が綺麗なんだよね」とイジる。 「俺にも見せろっ！」と双眼鏡を奪い合った(笑)高校生(17歳) 『りばいばる』の弾き語りが良かったな。

当日は雨の上、ツアー初日のため、開場がものすごく遅れて、雨に濡れながら会場の外で震えながら待っていた記憶があります。また雨のせいか音が非常に籠っており、大勢のストリングスやブラスを従えた豪華なバックバンドだったのに音が悪くて残念でした。 選曲はアルバムに囚われることのない選曲。ピアノの弾き語りで始まり、ギターの弾き語りで終わる。衣装の早替えやスモーク、ラメ噴射と派手な演出。セットは舞台上手（右）から下手（左）へ巨大階段があり、階段はオーケストラピットへ続く豪華さ。ただ、超派手な演出で終わった「エレーン」が本編最後だったのか、アンコールなしで「親愛なる者へ」が最後だったのかが今もわかりません。「エレーン」が終わった後、客側も訳が分からず拍手も起こらずシーンッと・・・。ラスト「親愛なる者へ」の歌いだしはギター1本で「今夜の私の姿を覚えておいてね。これから私は新しいフェーズに進むわよ・・・。」というような歌詞が付け加えられ、後半はテンポも速くなりエコーをビンビン効かせ、「総立ちのみゆきさん」「みゆきさん御乱心の時代」を予感させる内容でした。

このツアーは東京では八王子のみで行われました。当時はチケットぴあ等はなく、新宿ステーションビル（現ルミネエスト）のプレイガイドでチケットを購入しました。高校生の私はチケット購入に整理券が必要であることを知らずに困っていたら、優しい大学生のグループが声を掛けてくれて、一緒に購入してくれました。 コンサートは「感動」のひとこと・・・。本編は「夜曲」がラストでしたが、エンディングでみゆきさんが後方から放たれて青い光でシルエットに・・・そのシーンが美しくて思わず何だが溢れ出た記憶があります。