アコ・アカ編ということで、前半は聴かせる曲が多いLIVEでした。 要さん、ちょっと前に筋肉断裂をやったというのに、とても元気。 ただ、仲の良かった落語家さんが亡くなられたばかりで、素直な心境を吐露されたときは、胸をえぐられるような気持ちになりました。それでも前を向いて生きていかなければいけないという強い決意表明をして、一転するかのようなラストへの盛り上がりを見せつけてくれたのは流石。 観客も要さんに寄り添うように、気持ちを声にのせていた気がします。 それに答えるかのように、アンコールでは予定外の一曲が入ったのかと個人的に感じました。

暑い中でのライブ。 お客のことを考えて考えての構成。 オープニングの一番暑い時間に自らも客席に降り、炎天下の中、歌い上げてくれた。ただのサービス精神だけじゃなく、その暑さをも観客と一緒に味わおうとしてくれたんだと思う。 いつもより座って楽しめる曲が多く、長くなりがちなステージを2時間半でまとめ上げたのもお客ファーストでしょう。 長くてパワフルなライブも大好きだけど、今回はスタレビの気持ちをありがたく受け取りました。

「ふたり」を聴いて、とても感動したのを今でも良く覚えています。