2018.02.25Gateballers
菅野:ここからのコーナーは「NEXT FANS」。LIVEに定評のあるアーティストであることはもちろん、注目のネクストブレイクアーティストを紹介していきます。
今週紹介するNEXT FANSは、Gateballers(ゲートボーラーズ)。
2013年、東京で結成された3ピースバンドGateballers。現在はサポートメンバーを加えた4人編成で活動中です。キレのあるサウンドに、独特の哀愁。フジロック・ROOKIE A GO-GOでステージに現れた時の独特の雰囲気、そしてドリーミングなステージに酔いしれた人も多いんではないでしょうか。
ということで、今日はGateballersの皆さんからコメントをいただいています。それでは、よろしくお願いします!
1)人生で一番印象に残っているLIVEは?
本村:3~4年前の「SWEET LOVE SHOWER」というフェスに行きまして、そのときに観た矢沢永吉さんのLIVEが非常に印象的だったんですけど。どこが印象的だったかというと、そのとき雨が降ってたんですけど、MCのときに矢沢永吉が突然「雨降ってるねぇ。この雨、3分後に止むよ。」っていうなんかすごい無根拠なMCをしたんですけど、本当に雨が止んだときは、会場が一体になって空を指差して、「見ろよ!雨止んでるぞ!」ってお客さんが言ってたので、それがすごい印象的でしたね。奇跡の場面でした。
久富:2013年のオオルタイチさんのソロLIVEで、照明と音量で気を失いそうになって…でもとてもいいLIVEでした。
内村:初めて行ったフジロック…2011年かな。レディオヘッドとかウィルコを観てすごい楽しかったです。
濱野:僕は18のときに初めて観た友達のLIVEで、友達が気合い入りすぎてベーアン(ベースアンプ)の上から、頭からダイブして、床に。それでLIVEが終わって(笑)。次のLIVEも行ったらまた頭からいきなり突っ込んでいて、おびただしい量の血を流しながらLIVEをしていたのがとても印象に残ってます。
2)GateballersのLIVEの裏側を1つ教えてください。
久富:セブンイレブンのミルクココアがすごい美味しくてそれを飲みながらストレッチをすると…。
濱野:やってるとこ見たことない(笑)。
久富:そういうことを影でしていて。バレないように。
濱野:何でバレないようにやるの?
久富:自己と向き合う時間なんで。自我を確認する必要がある。LIVEの前には。
濱野:そのためにセブンイレブンのミルクココアがある?
久富:そうですね。美味しいので、ぜひ。
濱野:本村くんはもうLIVEの日は起きた時から完全に自我確立って感じですよね。
本村:もう日々がLIVEなのでね。
濱野:起きたらサングラスしてるもんね。
本村:してますね。
濱野:どうですか?イタルくん。
内村:なんだろうな。特にないかな(笑)。
濱野:でた。いらないと、何も。
内村:いらない(笑)。
本村:夏椰さんは?
濱野:空はなぜ青いのか。人間はなぜ二足歩行をするのか。そんなことを考えながらLIVEを…全然してません!(笑)。
セカンドフルアルバム『「The all」=「Poem」』について
濱野:「The all」=「Poem」というのは、すべてのことは詩であるといっているんですけれども、春うららな電車な中で歌うように喋る女子高生たちとか、高速道路を通ると謎に絶対に落ちている片方だけの軍手とか、ああいうものも「The all」=「Poem」ということもできますし、単純に愛してるということを伝えるために花を贈ったりだとか、場所をセッティングしたりだとか、そんなことも「The all」=「Poem」だといえますし、何でもアリだっていうことです。僕、ブランキー(BLANKEY JET CITY)がすごく好きなので、名古屋でLIVEをやるのがすごく楽しみなんですけど、キイチビール&ザ・ホーリーティッツという友達のアルバムが出るツアーで、3月9日(金)名古屋CLUB ROCK’N’ROLLに行くので、皆さんぜひお会いしましょう。4月1日(日)渋谷O-nestでワンマンがあるので絶対に来てください。よろしくお願いします。
菅野:影響を受けたLIVEの話をしてくれましたけど、ベースの本村さんが永ちゃんのLIVEの話してたじゃないですか、SWEET LOVE SHOWER。あれ、私もいました。わかる~。すごかったよね。本当に永ちゃんの一声で雨がさあぁって止んで、太陽がふあぁって出てきて、カリスマって本当にいるんだなというか、天に通じてるんだなぁみたいな。去年のフジロックのエイフェックス・ツインでも逆の現象が起こっていて、エイフェックス・ツインがどんどんBPMを早くすれば早くするほど、雨がめちゃめちゃ強くなっていくみたいな、そういう天気をも味方にするというか、演出にしてしまうアーティストたちのLIVEってありますよね。たしかにあれは伝説だった。
そしてGateballers…私、最近好きでかなり聴いてるんですけど、プライベートでも。音速が変態的なトリッキーさがありつつ、あくまでちゃんとポップにまとまっているというか、アレンジの幅もめちゃめちゃ広いし、奇天烈さとドリーミーさのバランスっていうのがヘンテコでクセになるんですよね。他にいないなという感じがあって、LIVE早く観てみたいなと私も思ってます。
セカンドフルアルバム『「The all」=「Poem」』リリースされたばかりです。キイチビール&ザ・ホーリーティッツのリリースツアーに出演するということで、3月9日(金)名古屋CLUB ROCK’N’ROLLにてLIVEが行われます。ぜひぜひ足を運んでみてください。
Gateballersの皆さん、ありがとうございました!
ARTIST INFORMATION
Gateballers
2013年5月に東京にて結成。
2014年11月にGt.Vo 濱野夏椰が小山田壮平(AL,ex.andymori)らと共にレーベル“Sparkling Records”を設立。
2015年7月にDr 久富奈良が加入。
2016年3月にSparkling Recordsからリリースされた1st Full Album 『Lemon songs』がTOWER RECORDSプッシュアイテム“タワレコメン”に選出される。アルバムリリースをきっかけに「FUJI ROCK FESTIVAL'16(ROOKIE A GO GO STAGE)」「BOROFESTA'16」「COMIN' KOBE'17」等、数々の大型フェスに出演。
2017年にGt.Sam 内村イタルをサポートメンバーに迎え、4人編成となる。
2018年2月、2nd Full Album『「The all」=「Poem」』をツクモガミよりリリース。
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