2018.06.03ニガミ17才
菅野:ここからのコーナーは「NEXT FANS」。LIVEに定評のあるアーティストであることはもちろん、注目のネクストブレイクアーティストを紹介していきます。
今週紹介するNEXT FANSは、ニガミ17才。
元嘘つきバービーのヴォーカル岩下優介を中心に2016年に結成。クレイジーさと絶妙なポップさがやみつきになるクリエイティブバンドです。
今日はそんなニガミ17才のメンバーからコメントを頂いております。それではよろしくお願いします。
1)人生で一番衝撃を受けたLIVEは?
平沢:ニガミ17才を活動する前に役者をやっていたんですけど、その時オーディションの帰りに横浜の中華街を歩いてたんですよ。そうしたらこんなとこにライブハウスあるんだってぱっと見たら嘘つきバービーって書いてあって、そこのスタッフさんらしき人に「当日券あるよー」って言われて、まぁ時間あるし行ってみようと思ってふらっと入って、薄暗〜い煙た〜いライブハウスに1人入り始まったのが嘘つきバービーで、岩さん(岩下)の昔組んでいたバンドなんですけど、岩さんがステージに入ってきて何も言わずにLIVEが始まり…(笑)。
嘘つきバービーのLIVEを初めて見たとき、「何だこの間は?」って思って。間がすごい独特な間というか、人を惹き込む間を…。私、役者をやっていたから芝居とかセリフの間が大事で、そういう意味で間をすごい気にしてた時期であって、何だ?この間をちゃんと意識してるバンドは?って思ったのが衝撃だった。
平沢:キングオブコントの準決勝に岩さんと一緒に行って、バイキングのコントを見て、準決勝の会場がドッカーンと湧いた瞬間、鳥肌が立ったんですよね。お笑い芸人の人たちって戦ってるんだって。しかも面白い、笑っちゃう。それが衝撃でしたね。
2)ニガミ17才のLIVEの裏側を1つ教えてください。
平沢:LIVE前は岩さんが何するかわかんないじゃないですか、いつも。LIVE中、急にアレしよう、コレしょうって、急に言うじゃないですか。
岩下:あれね、ディズニーランド好きやんか。チップとデールの振る舞いがやりたいのよ。イェー!って遊んでおいて決めるときバチっと決める。あれが好きやから基本そういうフリーゾーンは作っておきたいの。でも決めるところは練習しかないけど決めないフリーのところは同じ飯食うとかそんなんで周波数を合わせていくしかないやん。
平沢:そうですな。4人の周波数を合わせる作業っていうのは結構してますね。LIVE前、無意識に。同じ空間にずっといるし。
2ndミニアルバム『ニガミ17才b』について
平沢:ファーストミニアルバムが『ニガミ17才a』っていうタイトルで、今回「b」でさぁどうなるっていう話なんですけど…。
岩下:あれ、気付いている人おるのかな?『ニガミ17才b』のジャケットの(平沢)あくびが“b”になってるって。
平沢:そうですね。気付いてないですかね。あくびのポージングが実は小文字のbを表してるんですよっていう。どんな作品になりましたかね?
岩下:どう?あくびは。
平沢:結構色んな人間が現れてますね。曲ごとに社会人がいたり、学生がいたり、ゾンビがいたり、主人公が色んな人幅があって面白いなぁと思いましたけどね。
岩下:俺も7曲揃えるときにめっちゃ強い敵キャラみたいな、漫画家として強い敵キャラを7人、個性豊かに書いたの。色んなキャラクターを10人ぐらい書いたかな。そのなかの個性豊かな曲にはなったけど、書いてる人が同じやからその統一性はあるっていう。
平沢:そうですね。ちゃんと岩さんらしさもバッチシ残った、いい感じのダンスチェーンになったと思います。
岩下:ダンスチェーン?!
平沢:あ、キラーチェーンか(笑)。
岩下:ダンスチェーン、キラーチェーンはもうドラクエの敵の名前よ。キラーチューンな!
平沢:キラーチューン、ダンスチューンができましたよ(笑)。今から予約するとドキュメントDVDと「あくb」という私がヴォーカルのバージョンが2曲入ってるCD、缶バッチとステッカー、カーテンとレールとをつなげるフックが付いてくるんですね。
岩下:カーテンとレールをつなげるやつ、想像できますかね?あれもbに一応見えなくもないというところから特典になっています。
平沢: 6月6日リリースの6と6も小文字のbに見えなくもないところから来ていますな。
岩下:色々とこだわっている風を装っているという。
平沢:アピールしてみました(笑)。
菅野:あくびさん、岩下さん、コメントありがとうございました。
自分が出る側だから印象に残っているLIVEがないってすごいですね。ロックスター的な発言をしてくれましたけど。
代わりにあくびさんが印象に残っているLIVEを教えてくれたんですけど、岩下さんが組んでいた前のバンドっていうのもいいですよね。そういう人と今バンドを組んでいるっていう。
岩下さんがない分、もう1個あくびさんが印象に残っているLIVEを教えてくれたんですけど、これが音楽のLIVEじゃない、お笑いLIVEという新しい観点の…たしかにLIVEはLIVEだね。
ニガミ17才、曲を聞いてもらったらわかるように、とってもシュールで奇天烈なニガミワールドに吸い込まれていくような音楽性。本当に独自の、流行を無視した変態的な言葉遊びとビートっていうのが聞いてるうちにどんどん癖になってやみつきになっていく。ミニアルバムの特典がカーテンとレールをつなげるやつですからね(笑)。これがバンドを象徴している出来事なんじゃないかなという感じがするそういうバンドです。
2ndミニアルバム『ニガミ17才b』是非手に取ってみてください。ニガミ17才のあくびさん、岩下さん、ありがとうございました。
ARTIST INFORMATION
ニガミ17才
おしゃれ且つ変態な楽曲の表現。というテーマのもと、2016年結成。 岩下優介(Vo)を中心に、小銭喜剛(Dr)、イザキタツル(Ba)、平沢あくび (Syn)の4人で結成されたクリエイティブバンド
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