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SonoSheet

2018.04.08SonoSheet

菅野:ここからのコーナーは「NEXT FANS」。LIVEに定評のあるアーティストであることはもちろん、注目のネクストブレイクアーティストを紹介していきます。

今週紹介するNEXT FANSは、SonoSheet。

栃木県・宇都宮発のエモーショナル3ピースバンド。熱くまっすぐだけど、片想い…でも叫び続ける!そんな等身大の歌を歌い続けるSonoSheet。

今夜はメンバー全員からコメントいただいています。それではよろしくお願いします!


1)人生で一番印象に残っているLIVEは?


藤巻:初めて観たLIVEが、中学3年生のときにASIAN KUNG-FU GENERATIONが『サーフ ブンガク カマクラ』っていうアルバムを出したときのツアーで、宇都宮文化会館にLIVEしに来たんですよ。その頃アジカンを聴きまくっていた僕は、絶対行かなきゃなと思って。LIVEの日が高校受験の1週間ぐらい前で、もう勉強勉強っていうときにアジカンが来るということだったので、親には「塾行ってくるから」って嘘ついて、宇都宮文化会館に行き、アジカンのLIVEを観たっていう…。

豊田:2年前ぐらい、宇都宮のHello Dollyで、(ヴォーカルの渡辺)YU-Kiさんに誘ってもらったと思うんですけど、THE FOREVER YOUNGと(SonoSheetが)対バンするって真っ先に俺に言ってくれて。それが、たぶん俺がTHE FOREVER YOUNGを初めてLIVEで観た日で、今までLIVEって歌ってなんぼだと思ってたんですけど…ずっと叫んでるじゃないですか。何だこれは?!って、ずっとど真ん中で立ち尽くしていた記憶があります。それが一番衝撃を受けたLIVEかな。

渡辺:宇都宮で「TOKYO KAIDO」っていうサーキット・イベントがあるんですけど、その初年度ですね。HELLO DOLLY、HEAVEN’S ROCK、MATSUGAMINE COFFEE BUILDINGっていうカフェの3会場で行われているサーキット・イベントなんですけど、僕らが実家よりも帰ってるんじゃないかという家みたいなHELLO DOLLYというライヴハウスがありまして、そこにHUSKING BEEが来て、僕、HUSKING BEEが大好きで、地元のバンドマンもみんな好きなんですね。(HUSKING BEEが)LIVEするときにみんな集まって、最前がみんなバンドマンみたいな感じで。僕はもう感動して、俗に言う実家にSMAPが来たくらいの(笑)ものすごい気持ちで、「HELLO DOLLYにHUSKING BEEがいる!」ってボロボロ泣いて観てて、横をパッと見たら地元のバンドマン全員泣いてて(笑)。僕、宇都宮に生まれて良かったなぁって思ったのが一番印象に残ったLIVEですね。もちろんHUSKING BEEのLIVEも良かったんだけど、一番印象に残ったのはLIVEを観てた友達っていうね。いい街だと思いました。


2)SonoSheetのLIVEの裏側を1つ教えてください。


LIVE前にすることは…

豊田:セットリストを書くとLIVEの流れをイメージできる。

藤巻:絶対ストレッチをしてLIVEするぞというスイッチを入れる。

渡辺:とにかく好きな女の子を思い出す。好きだった女の子のことをSNSで検索してワァーっとなって高ぶっているのか、はたまた落ち込んでいるのか…その気持ちをLIVEにぶつける。


STUDIO LIVE

ヒカリ


3rd EP 『秒速340メートルの青』について


2年ぶりの新作。僕以外のメンバーが全員辞めて、今の豊田くんと藤巻くんに入ってもらった。去年の末頃から3人で作り始めて、初めて6曲も入れた音源を作りました。僕のなかでは今回の作品は、Hi-STANDARDのミニアルバム『LAST OF SUNNY DAY』とASIAN KUNG-FU GENERATION『崩壊アンプリファー』みたいな音源を僕なりに『秒速340メートルの青』っていうのでリリースしようと思って作りました。秒速340mは音速のスピード。青は青っぽい、青くさい曲…僕の曲って。だから『秒速340メートルの青』って僕の声のことなんです。全曲女の子に向けて書いた曲になっております。ぜひ聞いてください!


菅野:SonoSheetの皆さん、ありがとうございました!

ヴォーカルの渡辺くんがラジオ大好きだっていうことで、このコメント収録、30分くらいずっと喋ってくれてたという(笑)。

スタジオLIVEも“ヒカリ”という曲をやってくれましたけど、ほんとに泥臭いエモーションで溢れているというか、最近この宇都宮シーンがじわじわきてるっていうのもあるんですけど、このNEXT FANSでも、SUNNY CAR WASH、Lucie, Too、Someday’s Goneなど紹介してきましたけど、そんな彼らと一緒にこの宇都宮のシーンを盛り上げているバンドの1つ、それがSonoSheet。

兎にも角にもパッションのバンドですよね。青く燃えるYOUTHの熱というか、疾走する甘酸っぱさ、恥ずかしさもカッコ悪さも全部さらけ出す眩しさみたいなものが彼らの音楽にはあって、胸の奥から熱いものを引っ張り出してくれるみたいな、そういうバンドだなと思うし、こういうバンドは永遠に絶えないでほしい。銀杏ボーイズ系譜というか、そういう音楽を聞いているとやっぱりロックっていいなぁと思わせてくれるそんなバンドですね。

3rd EP『秒速340メートルの青』リリースされています。いいタイトルですよね。SonoSheetのグッド・メロディー、ぜひぜひ味わってみてください。SonoSheetの皆さん、ありがとうございました!

ARTIST INFORMATION

SonoSheet

Vo/Ba渡辺裕貴 Gt豊田由生 Dr/Cho藤巻宏将

グッドメロディーの巣窟、宇都宮から、青春“こじらせ”パワーポップバンド『SonoSheet』

ゴーイングアンダーグラウンドばりの胸キュンとWEEZER譲りの女々しさ、そして例えばHUSKINGBEEやASPARAGUSなどと同質のパンクを通過したバンドならではのパッションを併せ持つ。

グッドメロディーの巣窟、CARENDERS、SUNNY CAR WASH、Lucie,Too、Somedays Goneなどを輩出した、あの栃木、宇都宮から!!

今ではライブハウスに足を運ぶファンのみならず、業界関係者、バンドマンやアーティストまでもが引き込まれていく。

各音楽ジャンルの垣根を越えて、一度耳にするとその真っ直ぐな歌詞やメロディラインから、きっと彼らの魅力を目の当たりにするはずだ。

RELEASE

CD秒速340メートルの青

秒速340メートルの青

2018.3.28 Release
Hungry Over Records

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近年、ライブ動員数は増加傾向にあり2016年は過去最高の4,768万人を記録。ライブやフェスといったリアルの場での音楽体験を求めるユーザーが増えています。本番組では、そんなライブに徹底的にこだわり、あらゆる角度からライブの魅力を紹介していきます。