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MONO NO AWARE

2017.11.05MONO NO AWARE

このアーティストを一言で例えるなら「ストロークス」が「はっぴいえんど」を
カバーしてるみたい!

菅野:ここからのコーナーは「NEXT FANS」。
LIVEに定評のあるアーティストであることはもちろん、注目のネクストブレイクアーティストを紹介していきます。

今週紹介するNEXT FANSは…MONO NO AWARE!
このアーティストを一言で例えるなら…<「ストロークス」が「はっぴいえんど」をカバーしてるみたい!>。

これ、曲を聴いてウチの番組プロデューサーが言った事なんですけど、言い得て妙だと思い、拝借させて頂きました(笑)。

MONO NO AWARE は2013年結成。
バンド名が表している様に型にはまらないメロディーラインと歌詞が特徴で、言葉の選び方、曲展開の様々な引き出しに驚かされ、そして楽しませてくれるバンドです。緩さもありながら骨太なサウンドを生み出すMONO NO AWAREのボーカル玉置さんからコメントが届いています。

玉置さんの独特の雰囲気、コメントからも伝わるかな?


玉置:Live Fansをお聴きの皆さん、菅野結以さん、こんばんは。
MONO NO AWAREのボーカル玉置周啓です。

人生で一番印象に残っているライブっていうのを聴かれまして、最初に出てくるのはThe xxというバンドの今年(2017年)のFUJI ROCKのパフォーマンスですね。

よくライブハウスだとかフェス会場でも、アンプやスピーカーの近くに立って聴くと、ガンガンと強い音圧で体を痺れさせてくれて気持ちいい!って事はよくある事だと思うんですけど、このThe xxというバンドは、音数が少なくてシンプル、低音は多少強いですが、音の大きさに任せて爆発させるみたいなバンドではなく、凄くクールで、でも暖かさを秘めた状態の音をずっと出し続けてくれるバンドで、その音と音の間の静けさに感動して、僕ライブ中に4回泣いてしまいました。

僕たちのバンド、MONO NO AWAREのライブの秘密をひとつ語るとすれば、今年、FUJI ROCKも終わって9/9にBAY CAMPというフェスに出演させて頂きまして、ライブがスタートしSET LISTがあと1曲残っている状態で、僕はライブが終わったと思って「ありがとう!」とか言って一人だけ舞台袖に逃げて行っちゃって、メンバー棒立ち状態で、マネージャーに「あと1曲あるよ!」って言われて「え!あと1曲?」って思って、めちゃ笑顔でマイクに戻り「アンコールありがとう!」って言ったらめっちゃお客さん盛り上がったんです。
後から音響のスタッフさんに「お前ら凄いな、アンコールを自分たちで演出するなんて」言われて、俺忘れてただけなのに、演出って思ってもらえて良かったなって思いました。最高の経験でした。
「自分でアンコール作る!」今後は意図的に増やしてみたいと思います(笑)

12月5日(火)渋谷WWWで「天下一舞踏会」と題してイベントを行います。ミツメとの対バンライブです。皆様踊りに来て下さい。

名古屋でもライブに出演します。長野発の3ピースバンド「砂場」の自主企画イベント「Circuit世界の砂場から'17」に出演します!

11月12日(日)新栄の4会場で行われます。ぜひ遊びに来てください!


菅野:MONO NO AWARE、玉置さんコメントありがとうございました。

話してくれたFUJI ROCKのThe xxのライブ、私も観てました!
凄い解るーっと思って聴いてました。張り詰めた緊張感からの解放っていうのが、カタルシスがあるバンドなんですよね。

コメントでも玉置さん独特のキャラクターが伝わったかと思うんですけど、裏話を話すと、このコメント収録の日、玉置さんがスタジオに遅刻してきたんです(笑)。でね、自分で作ったお弁当を持参してきて、そのおかずを詰めていて遅刻したんじゃないかっていう(笑)なんか許しちゃうなっていう感じの人だったそうです(笑)

歌はそれこそ緩さもある「はっぴいえんど」みたいなおおらかな空気があるんだけど、それに反して音像が凄く強かったり骨太だったり、そのギャップが面白いですよね。

MONO NO AWARE、アルバム「人生、山おり谷おり」発売されています。「山あり」じゃなく「山おり」ってところが、またMONO NO AWAREらしいなと。是非チェックしてみてください。

ARTIST INFORMATION

MONO NO AWARE

東京都 八丈島出身の玉置周啓(Gt, Vo) 、加藤成順(Gt)と共に、大学で出会った同級生の竹田綾子(Ba)、柳澤豊(Dr) で 構成される。

2013年結成。2015年1月からドラムが柳澤豊に変わり、徐々に現スタイルに。
FUJI ROCK FESTIVAL’16 ’17に連続出演。

2016年、1st single「イワンコッチャナイ/ダダ」を自主リリースし即完売。
2017年3月には、1st フルアルバム「人生、山おり谷おり」をP-VINEより全国流通。
同年8月ペトロールズのカヴァーEP「WHERE, WHO, WHAT IS PETROLZ?? - EP」に参加。
11月には「人生、山おり谷おり」LP盤+ZINEをリリース予定。

バンド名のごとく曲ごとにその曲調は大きく流動しつつも、一筋縄ではいかないメロディラインと、言葉遊びと独特のリズムに溢れる歌詞で、どの曲も喜怒哀楽では測りきれない感情を抱かせる。

RELEASE

CD人生、山おり谷おり

人生、山おり谷おり

2017.3.2 Release
Pヴァイン・レコード

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近年、ライブ動員数は増加傾向にあり2016年は過去最高の4,768万人を記録。ライブやフェスといったリアルの場での音楽体験を求めるユーザーが増えています。本番組では、そんなライブに徹底的にこだわり、あらゆる角度からライブの魅力を紹介していきます。