2018.01.28FIVE NEW OLD
菅野:ここからのコーナーは「NEXT FANS」。LIVEに定評のあるアーティストであることはもちろん、注目のネクストブレイクアーティストを紹介していきます。
今週紹介するNEXT FANSは!FIVE NEW OLD。
爽やかなメロディーに英語詩を乗せ、「音楽にジャンルはない」をモットーに活動するFIVE NEW OLD。時代に流されず、ロックでポップでスタイリッシュな音楽を発信し続ける彼らは一体どんなルーツを持っているんでしょうか?
ボーカルのHIROSHIさんからコメントをもらってます。影響を受けたLIVE、そして新しい作品についても聞いてみましょう!
HIROSHI(Vo.):
1)人生で一番印象に残っているLIVEは?
18歳の時の観に行ったフォール・アウト・ボーイのLIVEが一番印象に残ってます。フォール・アウト・ボーイが来日したのが2月だったんですけど、そのとき僕は高校3年生で2月っていうと大学受験真っ盛りというか、ちょうど試験期間中に彼らが来日してたんですけど、そのとき当時僕は大ファンで、受験もあったけどなんとかして行きたいということで、たまたまその日が…2月5日だったんですけど、その日だけ試験がないお休みの日で、親に言ったら絶対に怒られるんで、黙ってチケットを買って、で、前日に「お母さん、ちょっと明日LIVEに行ってきます」って言ってものすごく怒られて、「あんたまだ試験残ってるのにどうすんの!」って言われながら、「いや、もう絶対受かるから!」って言って、行かせてもらって、(LIVEの)次の日の試験で合格しました(笑)。なのでやっぱり大好きなものっていうのはどんな時期でも後悔しないように行くと次のエネルギーに繋がるんだなと。それが一番印象的なLIVEかなと思っています。そのフォール・アウト・ボーイのLIVE会場は今はもうないかもしれないんですけど、当時のZEPP OSAKAでした。
2)FIVE NEW OLDのLIVEの裏側を1つ教えてください。
LIVEモードになっていくためにそれぞれメンバーごとに自己流のウォームアップがあると思うんですけど、最終的には最後に軽くみんなでセットリストを合わせて、で、本番直前になるとみんなで円陣を組むんですけど、うちの円陣ちょっと変わってて、みんなで肩組んで円陣組むとかじゃなくて、親指を立てるグーサインに、そこから小指を立てて、ハワイのマハロみたいな手を作って、それをみんな絡めていくんですよ。マハロみたいなやつで円をみんなで繋いでいくんですけど、そうやってお互いのみんなの手を握りながら円陣を組んで、「よっしゃ、やるぞ!」って一声掛けて、最後に「オー!」って言ってからみんなでハグするっていうのがLIVEモードになるために絶対にやっていることですね。あとはLIVE中とかは、僕たちの音楽って幅が広いので、その世界観をしっかり感じてもらいつつ、置いてきぼりにならないように、お客さんと、自分たちの世界観を楽しんでもらいながらも一緒になってその世界に入っていってもらえるようにという一体感はなるべく崩さないように、大事にしたいなと思って、LIVE中は考えています。
1月31日リリース FIVE NEW OLDメジャー1st.フルバム『To Much Is Never Enough』について
この作品は現代の情報がすごい溢れている世の中で自分たちにとって本当に大事なこと、大切なことを選び取っていくにはどうしたらいいのかというのを考えて、そういう物事に対して音楽的にアプローチをしてみました。音的には自分たちの魅力がより良く伝わるように無駄な音はなるべく減らして、自分たちの生の実際に演奏しているニュアンスとかがしっかり伝わるように、そういう制作の方法をとりました。バンドメンバー全員で一斉にドーンで曲を演奏したり、それをまたアナログテープに録ってみて、アナログテープっていうのに入れると後からやり直しがきかなくなるんですけど、後からやり直しがきかないっていうその緊張感だったり生々しさっていうもので、より無駄なものを省いて自分たちの本質っていうものを感じてもらってっていう。
あとは情報が多い世の中で大事なことをこうやって僕たちは形にしていったよっていう、そのなかで聞いてくれた人たちに、じゃあみんなは自分の大事なものをつかみ取れますか?っていうことを一緒に考えよう。そういう作品を作っていきました。
2月からリリースツアーを行っていきます。アルバムをたくさん聞いてもらってぜひぜひ遊びに来てください。
菅野:HIROSHIさん、コメントありがとうございます。
親に黙ってLIVE観に行くっていうの、絶対あるよね。いいよね、そういうの。思い出になるので。
円陣が結構衝撃ですよね。マハロ円陣からのハグしてからステージに出るってアメリカ人みたいなスタイル。日本人あんまりやらないやつですよね。喧嘩とかしてても指を絡め、ハグをし…みたいな(笑)。コミュニケーション大事だなと。それやってたら仲悪くならなそうでいいなと思いましたね。
FIVE NEW OLDは音楽にジャンルはないっていうのがモットーですけど、ほんとスタイリッシュでアーバンで、でもオシャレなだけじゃなくちゃんとパッションがあるというかソウルを感じるところが魅力的かなと私は思いますね。およそ2年半ぶりとなるフルアルバムがまもなくリリースされるということでリリースツアーも行われます。
HIROSHIさん、ありがとうございました!
ARTIST INFORMATION
FIVE NEW OLD
2010年神戸にて結成。
R&B、ブラックミュージック、80’sなどの要素を昇華させたオルタナティブなロックサウンドに、英語で歌われる爽やかなメロディーとコーラスラインはスタイリッシュな洋楽ポップスさながらで、アーバンかつソウルフルな楽曲が心地よくノれると、幅広い世代からの支持を受ける。これまでに邦楽・洋楽の垣根を超え、さらにジャンルレスな顔ぶれのアーティストとの対バンを重ね、ライブバンドとしてのキャリアを確実に積んでいる。
1st ALBUM「LISLE’S NEON」(2015年6月)以降、「GHOST IN MY PLACE EP」(2016年6月) 、「WIDE AWAKE EP」(2017年 1月)とリリースを経るごとに進化を遂げ、2017年6月21日「BY YOUR SIDE EP」でメジャーデビュー。 同年「BY YOUR SIDE TOUR」にて東京・新代田LIVE HOUSE FEVER、大阪・梅田Shangri-Laでの自身初のワンマンライブをソールドアウトさせる。
2018年1月、メジャー1stアルバム「Too Much Is Never Enough」をリリース。
ARCHIVE
-
paionia
-
FABLED NUMBER
-
大橋ちっぽけ
-
ニガミ17才
-
Ryu Matsuyama
-
Celeina Ann
-
STEPHEN SMITH
-
polly
-
しなまゆ
-
カネコアヤノ
-
SonoSheet
-
Anly
-
湯木慧
-
柔和智也
-
Taiko Super Kicks
-
Superorganism
-
Gateballers
-
Lucie,Too
-
キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
-
Dizzy Sunfist
-
FIVE NEW OLD
-
mol-74
-
パノラマパナマタウン
-
PELICAN FANCLUB
-
YOOKs
-
とけた電球
-
DENIMS
-
Someday’s Gone
-
Lucky Kilimanjaro
-
カノエラナ
-
SUNNY CAR WASH
-
MONO NO AWARE
-
King Gnu
-
ドミコ
-
NOT WONK
-
クラウド・ルー
-
JYOCHO
-
The fin.
-
odol
-
Tempalay
-
teto
-
ビッケブランカ
-
Rei
-
Bentham
-
DATS
-
リーガルリリー
-
Yogee New Waves